F1 GP in 上海

第三回戦に上海が来るとは思わなかったです。
アジアGPが前半に来るのかと思ったら、日本GPは今まで通り後半。
どうやら、アジアはアジアでまとめるような事はしないようですね。


予選結果。

1: ヴェッテル(レッドブル)
2: アロンソ(ルノー)
3: ウェバー(レッドブル)
4: バリチェロ(ブラウンGP)
5: バトン(ブラウンGP)
6: トゥルーリ(TOYOTA)
7: ロズベルグ(ウィリアムズ)
8: ライコネン(フェラーリ)


現在最年少優勝の記録を持つヴェッテルがPP。
ブラウンGPのほうがフリーでは速かったんですけども、予選で逆転。
レッドブルはディフューザー問題に引っかかるような空力パーツをもっていないにも関わらずこの速さ。すばらしいっすよ。
チームメイトのウェバーも3番手。
2番手にはブラウンGPは入りこまず、まさかのルノー、アロンソ。元チャンピオンの意地か。
4,5にブラウンGPが。
トヨタも相変わらず好調、6番手に。
フェラーリはウィリアムズに及ばず、ライコネンが8番手。
決勝。

レースはまさかに二戦連続の雨。
前回はあんまりにもひどかったものの、今回は中止になるほどではないらしい。

とはいえ、この雨で一斉スタートは危険と判断したらしく、セーフティカー先導のもと、8周を走ってからのスタートに。


で、雨に慣れてないドライバーが多いせいなのか、マシンのダウンフォースの問題のせいなのか、もうマシンが滑る滑る。
前回同様、コースアウト、ブレーキミス、挙句の果てには前のマシンに激突なんてシーンも。
激突されたのは、トヨタのトゥルーリで、後ろからルノーのピケが乗り上げる形で大クラッシュ。
ドライバーに支障はないものの、ピケはマシン大破、トゥルーリもリヤウイングを根こそぎ失い、ピットに戻ったもののマシン修復はまず無理でそのままリタイヤ。

ストレートを走れば後方はさっぱり見えないほどに水しぶきが上がってる状況の中、スリップストリームなんか狙って後ろ走ったら目の前は驚きの白さになってしまうために、各社別ラインを走ってるシーンがちらほら。
それでも後方から続くマシンは上がった水しぶきを浴びながら走る事必至なので、視界はほぼゼロでしょうに。
それなのに走れるっていう、あの神経が知れんです・・・

そんな意味では、トップを走るヴェッテルは、前が良く開けているために、走りやすいっちゃ走りやすいのかも知れんですな。
雨でめちゃめちゃ滑るのは変わらないんでしょうけど。


先に書いた大クラッシュの影響で、セーフティカー導入。
その最中に、マッサのマシンはエンジンが止まってしまい、そのままリタイヤに。


セーフティカーが出て行った後はあちこちでバトル再開。
ハミルトンがオーバーテイクしたり、ライコネンがオーバーテイクされたり。
どうにもフェラーリは今のマシンでは競争力が著しく低くてどうにも。
ハミルトンはいつのまにか4位にまで浮上。

マシンの力では新チームに関わらずトップクラスのブラウンGP、ドライバーの二人も雨には強いと良く言われているはずだけども、今回はなんだかあまり目立った速さを見せず。
バトンは一度ミスをしたウェバーの前に出るも、すぐにオーバーテイクされ直してしまう。
が、チームメイトのバリチェロはやはり雨に強いのか、上位の方でファステストラップを記録したりとなかなか良い感じに。
が、ファステストはトップを走るヴェッテルがどんどん記録を塗り替え続ける。


そのまま、最後まで走りぬき、通産二回目の優勝を果たしたヴェッテル。
この人はシューマッハも今後を期待してるらしく、何かものすごい物を持ってそうな。
近いうちにチャンピオンも狙えるか?そんな感じです。
チームメイトのウェバーも2位で1,2フィニッシュです。

3,4位にはブラウンGPが入り込み、5,6位はマクラーレンが。
フェラーリは今回もまさかのノーポイント。


なんだか弟一戦からまともなレースが無い今年ですが、次回はバーレーン。
砂漠の中のサーキット・・・また何か起きそうです。
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テーマ : F1グランプリ
ジャンル : スポーツ

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プロフィール

清水 嶺

Author:清水 嶺
DTMによる作曲。
ヒーリングやニューエイジをメインに、ワールドミュージック・ジャズ・オケ等ジャンルに拘らず作曲しています。

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